ノンシリコンシャンプーvsシリコンシャンプー2012年11月21日 05:43 PM
最近、よくお客様からシリコン入りシャンプーとノンシリコンンシャンプーの違いについてご質問を
頂きますのでお答えしたいと思います。
シリコン入りシャンプーは「シリコンは地肌の毛穴に詰まる」「シリコンはパーマ、カラーに悪影響を
与える」「シリコンは有効成分の浸透を妨げる」などトラブルを発生し易いと思われがちですが、その
ようの事は全くございません通常使い方をしていればシリコンが地肌の毛穴を詰まらせたり、有効
成分の浸透を妨げたり、パーマ、カラーの効果を妨げる、といったことが起こらない事は大手メーカー
の研究によって明らかにされています。また、学術的にも「シリコンが髪や頭皮に悪い」といった論文
は無いそうで、むしろ「シリコンが髪のダメージによるキューティクルの剥離の防止に有効」といった
論文が有るそうです。つまり、データに基づく学術的な世界でもシリコンが悪者といった証拠は何一つ
発表されてい無いようなのです。
それではシリコンとは一体どんな役割をするのでしょうか。
シリコンは有機化合物の一種。熱や光に強く、化学反応しにくいといった特徴を持っています。
シャンプーに入れた場合は、洗髪やすすぎの際に髪同士の摩擦を減らす事ができるので、いわゆる
「髪がきしきしする感覚」を軽減することができます。髪が乾いた状態では、髪の表面を滑らかにする
機能を持つので、見た目がきれいになり、櫛どおりも良くなります。
シャンプーボトルに書かれている成分表示で「シリカ」「ジメチコン」「シロキサン」などが含まれている
のがシリコン入りシャンプーです。
一般的に洗浄力の高い成分を配合している場合、皮脂を大量に落とし髪同士が絡みついて指通り
が悪くなるのでシリコンを配合することが多い。対して、洗浄力の低い成分を配合している場合は
皮脂がある程度残り指通りも滑らかになるのでノンシリコンシャンプーの場合が多いという事です。
どちらが優れていると言う事はなく、自分の髪質や希望の仕上がり具合に応じたシャンプー選びが
一番大切なのです。
上手なシャンプーの選び方としては、髪が細くてボリュームのない方はしっかり洗えてハリ、コシが
出るものがおススメ髪のダメージが大きい方はシリコン入りのキューティクルをケア出来る
シャンプーをまた、育毛効果を期待したい方は「医薬部外品」の育毛成分がしっかり入っている
シャンプーを選んで頂くと効果絶大バッチグー
長々と説明致しましたが要は、シリコン入りシャンプーは使って頂いても全く心配ありません
そして自分の髪質と状態に応じた適切なシャンプーを選ぶことが重要という事です